50歳で授かった命|卵子提供で叶えた20年の努力

2024/04/02

Wさんは今年50歳。当院でこれまでにご年齢の高い方の妊娠に至った症例の一つとなりました。私たち医療チームは、その結果を単なる数字としてではなく、長年の努力と希望の結実として、ご夫妻と共に喜びを分かち合っています。現在も、高齢妊娠に伴うリスクを考慮しながら、安全な経過を支えるサポートを続けています。

Wさんは約20年間にわたり妊娠を望み、複数の医療施設で体外受精に取り組みましたが、これまで妊娠には至りませんでした。昨年末、偶然Facebookで当院の情報を目にし、「もう一度子どもを授かりたい」という思いから、卵子提供についてご相談くださいました。過去に子宮外妊娠を経験され、右側卵管を切除。検査の結果、左側卵管も癒着により通過が難しいことが分かりました。これらを踏まえ、Wさん夫妻は卵子提供による体外受精(IVF)を選択。センターのスタッフが手続きやマッチング、各種検査をサポートし、治療を進めることができました。

その後、3か月で妊娠に至りました。Wさんはこう話してくれました。「私は子どもが本当に好きです。夫と一緒に新しい命を育み、共に成長を見守りたい。20年間あきらめずに歩み続けてきたからこそ、この結果につながったのだと思います。」

※ 本記事は事例紹介であり、当院では一人ひとりに合わせたサポートを行っています。

2025 Aug 27
Hさんは45歳。これまで教室病院で体外受精に挑戦されましたが、結果には至りませんでした。その後、安田生殖センターの自家卵子・精子提供プログラムを知り、蔡院長と専門チームのサポートを受けながら治療を開始されました。長年の努力と医療チームの伴走により、Hさんは妊娠に至ったご報告をいただいています。
2025 Aug 27
47歳の方は当院の卵子提供プログラムを選択され、蔡院長のサポートのもと治療を進められました。当院では、暖卵専任スタッフが卵子提供者・受給者の疑問や不安に丁寧に対応し、安心して取り組んでいただける体制を整えています。
2025 Aug 27
35歳の曽さんは、何度も流産を経験していました。検査の結果、曽さんご自身と夫がサラセミアの保因者であること、さらに曽さんのAMH値が0.84と卵巣機能が低下していることが判明。その上で、曽さんは熟慮の末、卵子提供と胚移植を選択されました。その結果、双子の妊娠に至ったご報告をいただいています。